非寛解から始める骨髄移植(20代)

奮闘記になるかダラダラになるか未知数です

骨髄移植 前処置 ~五日目~ 午前

眠剤を飲んだのに眠りが浅く、朝の四時、発熱で目を覚ます。

体温を測ってみると40、3度の熱。

余りに寝苦しいのでナースコールするも丁度解熱鎮痛剤を点滴で入れ終わったところらしい。

横になっているのも辛いので、何を思ったのかブログを書く。(ステロイドの話)

凄まじい悪寒を感じ横になることにすると、看護婦さんが電気毛布を持ってきてくれた。とてもありがたかった。

朝食が運ばれてくるも、とてもじゃないが食べる気にはならなかった。

が、体重測定をするために一度起きないといけないらしい。

おいおいまじか…こっちもうフラフラだぞ!

何とか体を起こし、体重計に乗ると昨日より2kgほど増加していた。

どうやら体重の増加が大きいので利尿剤を使うらしい。

いや!体起こすの辛いんですけど!

話を聞きながら朝食に目を向けると果物缶の桃があったのでそれだけ食べる。

本来なら食べたら口腔ケアなんだろうが今は無理だ。

明日からは本格的に口内炎咽頭痛が始まることを思うと先が思いやられる。

どんな体調でも決まった動きをするってやっぱ辛いものがある。

発熱の原因であろうシタラビンで終了しているが、抗がん剤というのはどうにも入れ終わった後の方が牙をむきやすく思う。

憎きステロイドの点滴では熱が下がらなかったので、

アセトアミノフェンの点滴をすると体を起こせるレベルには熱が引いてきた。

体が少し楽になるとお腹がすいてくるのだから、まだまだ元気なんだなと思う。

そういえば朝の回診で明後日からつかうアルケランという抗がん剤は吐き気を誘発しやすいとの説明を受けた。

病院の楽しみなんて、食べることくらいしかない自分にとってはちょっと痛手か。

まぁ、吐き気止めの点滴もするから平気だろう!いつも能天気にいきたい。