非寛解から始める骨髄移植(20代)

奮闘記になるかダラダラになるか未知数です

非寛解から骨髄移植 血球回復待ち編 ~十二日目~ 午前

さてさて、今日も検温で6時半に起こされる。

6時半に起きてからはボーっとするか、横になるか毎回悩むが、大抵はうがい→トイレ→ボーっとするの流れで朝食までの時間を過ごすことが多い。

朝食はいつになく質素な感じ。肉、魚がない。しかもマーガリンだ。マヨもない。

朝食食べ終わって9時半頃に先生が一人で回診にきた。

いつもは大勢でいらっしゃる(担当の先生2~3人+研修医?2人)でくるので、

あまり喋ることもなく、【体調は特に問題ありません→順調ですね!】で終わるのだが、一人で来ていただけると色々と話しやすくて有難い。

「昨日白血球も上がっていて順調ですね~でもこのタイプの移植ならほとんど生着に向かっていると思っていいと思います。ただ、急激に上がるのは怖いのでG-CSFを中止させてもらっているので、上がり下がりはあると思いますが。」という話をされたので、

GVHDって出た方がGVL効果?てっていうのが期待できるから出た方がいいんですよねやっぱり?」という質問をすると

「今回の行ったハプロ移植だとGVHDが出た場合に、大きく出やすいんです。

 GVHD=GVL効果とは違くて、実際はGVHDが出ない場合もGVLの効果はあるので、

 今回GVHDは抑える方向で行きたいと思っています。」

との説明を受けた。

GVHD=GVLの恩恵を受けられるだと思っていた自分としては以外だった。

後話したのが血球が上がってきたら大部屋に移動されるということ、早いとそこから1~2週間、月末には退院できるとの話が!おいおいまじかよ!流石にはやくねえか!?

因みに、本人の体力(筋力)と感染症の状態、輸血の傾向次第という話なので、

期待しすぎるとまたストレスになりかねないのであまり期待は…期待しちゃうよねぇ。

体力どれくらいあればいいんだろうか、退院できるならフルマラソンだってやってやりますよ自分は。

嬉しい報告を聞いた後、今日の自分がやることは午後に体を拭くだけというなんともいえない感じ。

しかし、大部屋か~大部屋にいたときに肺に菌が入り込んだ一件があるのでいい思い出がない。あの時は既に非寛解だといわれていて、更に肺に影があるとかいわれて超ナーバスになってたな。

消灯時間も、大部屋だと22時きっかりだし、今寝てるのが22:30~23:00あたりなので、

入眠時間を徐々に早めた方がいいのかな。

あ~後、荷物どうしようかな個室だとロッカーあるけどないんだよな四人部屋。

いかんいかん気持ちが先走りすぎている。まずは生着確認を待つぞ。