非寛解から始める骨髄移植(20代)

奮闘記になるかダラダラになるか未知数です

非寛解から骨髄移植 血球回復待ち編 ~二十日目~ 午前

5時半に目が覚めていたけど起床時間じゃないから目をつぶっていたら6時半になっていたので、自分で検温等を済ませる。

しばらくすると看護師さんが来て採血。五本。

あまり結果を考えずに朝食を待つ。いつもは7時半前後にすぐに配膳されるのだが、今日に限ってなかなか配膳されず、届いたのが50分くらいだったかな。

問題は内容だ。自分は朝はパンでお願いしている。なのにご飯がきた。なぜだ。

仕方がないのでご飯食べてから看護師さんに確認してもらった。が、曖昧だったので後で再度確認してみることにする。朝から米は重くて苦手だ。

朝食を食べ終わって口腔ケアをしている最中に先生が回診に来た。

内容は個室にいたときと変わらない、けど後で採血結果を持ってきてもらったときが本番か。

10時頃に採血結果が届いた。

白血球数1.0 好中球700 

無事に生着基準を超えた!とてつもなく嬉しかった。

今日から免疫抑制剤の半分を飲み薬に変えるらしい。朝、夜の9時に服用。血液内の濃度を一定にするために飲む時間が指定されている。ブイフェンドという防カビの薬と一緒なのでわかりやすくはある。ちなみにカプセルで出るらしい。

水曜日の採血結果で血液濃度が変わっていなければもう半分も飲み薬に変えて、点滴は輸血とステロイドだけになるのかな?このバッテリーちゃんとのお別れも近いか。

ちなみにもう一つの飲み薬は粉になるらしい。粉薬飲むのなんて何年振りなんて話じゃないのでうまく飲めるかなぁ。

とりあえず生着判定が出たことでかなり肩の力が抜けた気がする。

血小板も金曜日に輸血したとはいえ5.1あって今日の輸血は中止になったし、悪くない流れが来ている。

一応、混雑時間を避ければ、下の院内コンビニに行ってもいいと言われた。(初回は看護婦さんのが同伴)

まぁ、まだ細菌感染とかが怖いので大人しくすることにしました。ここは慎重になるべきところだ。対談室あたりまでなら出れるということで点滴棒のバッテリーさえなくなれば、個室の電話スペースも使えるから結構活動範囲は広げられそう。今いる病棟の廊下の端っこの方に通話可能スペースはあるんだけど、野ざらしだから落ち着かない。

無事に生着してくれてよかった。母に感謝だ。あとは退院を目指すだけ。といってもやれることはないんだけども。