非寛解から始める骨髄移植(20代)

奮闘記になるかダラダラになるか未知数です

骨髄移植 前処置 ~八日目~ 午前

六時起き。

夜中に二回お手洗いに目が覚めるも眠ることはできた。

現在、使っているステロイドは40mgで通常体重×1mgなのであと20mg入ることになるが、まぁ何とかなるか。

懸念要素は移植日当日のステロイド500mgだ。正直不安でしかないが、駄目だったならその日は起きてようそうしよう。

朝の体調はすこぶるよく、天気も快晴!つまり昼からは外の景色を見れないってことだである。おのれ直射日光。

朝食が運ばれてきて、ほとんど完食。大量の点滴と大量の水の点滴のせいなのか、お腹が空いたから何かを食べるという感覚を忘れてしまっている。

今日の点滴は昨日のクソストレスの溜まる作業を要求してくるメルファラン他にサイモグロブリンという免疫抑制剤(六時間心電図モニター)

長丁場ということで9時にシャワーを浴びに行く。

正直シャワーも首のカテーテル気にしながら入るの疲れるんだよな。気を抜くとすぐかかりそうになるし。せっかく入るなら洗えるところは限界まで洗っておきたいし…。

お風呂から上がると早速サイモグロブリンの点滴を開始するとのことで、心電図モニターを取り付ける。ちなみにこんなの。

伸びてる三本の一メートルほどのコードの先が両胸とお腹にシールでとりつけた突起にくっついている。重さはスマホより若干重い程度。普通に邪魔。

取り付けが終わると担当の先生が回診にきて、

「サイモグロブリンは発熱しやすいけど、ステロイド入れてるから大丈夫だと思う」

とのこと。

先生のステロイドに対する信頼は…一体!?

時刻は10時、メルファランの点滴が始まるのが11時だから一時間も暇だ。

こういう時、無限に寝れる人ってうらやましいなって思う。

少し遅れて11時半からメルファランの点滴を開始。

昨日はペットボトル(半冷凍)を三本と少し消費したが、今回は容量が分かっていたので二本で済んだ。

これ普通にアイスノンが重い。30分くらいから顎の痛みに耐えるのが一番つらいかもしれない。

点滴開始が少し遅れたので昼食の退膳が始まっていたけど、特に関係なかった。

何とか一時間耐え、口腔ケアまで終わらせ昼食へ。

午後は暇だ。何を書くかな。