非寛解から始める骨髄移植(20代)

奮闘記になるかダラダラになるか未知数です

骨髄移植 前処置(最終日) ~十日目~ 午後

昼食食べ終わって、四時に二回目の放射線治療によばれる。

一回目と同じ口腔ケアをすました後に放射線室へ。

今回も特に吐き気、怠さが出ることもなく無事終了。

部屋に戻って口腔ケアを終わらせアイスノンを装着すると、先生がきて移植を開始するとのこと。

今回は骨髄移植までの時間がなかったので母の末梢血幹細胞を使って骨髄移植を行った。

色は赤血球より少し薄い感じで、これから母の造血幹細胞が入っていくんだな~と意識すると感謝の気持ちが湧いてきた。

まずアレルギー止めの注射を二本、点滴で入れて、心電図モニターを装着。

そのあと移植が始まった。

当初、一時間ほどかかると聞いていたので、スマホでもいじっていようと思ったのだけど、左腕には常に血圧計、右手の指には酸素計でスマホを操作するきのもならず、その上、アイスノン装着したままなのでイヤホンすらできず…結局横になっていることに。

常に先生と看護婦さんが部屋にいて、正直、普通の輸血と変わらない感じでやるのかと思っていた自分としては結構慎重にやることなんだな~とのんきに考えていたりした。

移植中はチームの先生方や、見学に来る新人?の先生が来たりで結構人の出入りが多かった。

30分ほどすると、看護師さんと先生が退室して一人になった。

そこから30分経って、全ての造血幹細胞が体の中に入った。

後は生着するのを祈るのみ。

先生の話によると、順調に進めば二週間で白血球が上がり始めて、一か月ほどで血小板が上がるらしい。一か月か~長いな~。

GVHDが強く出れば再発しずらいのかな?ほどほどの塩梅がいいよね~。

結構あっさりと終った骨髄移植だけど、大変なのはある意味これからだ。

因みに、自分が一番懸念していたステロイドの500mgいつ点滴するんだろ、と思って看護師さんに聞いたら、

「朝の点滴の時に入れましたよ。」とのこと。

いや~聞いてなかったよ~もう入ってたなんてね!まぁいいんだけど!

夕飯はお腹空いてなかったけど、記念にカップヌードル食べた。

この先、口内炎が酷くなりやすいらしいから食べられる時に食べておこうってことで。

明日からは、血球回復を待つだけの暇な時間との戦いだ。

ブログに書けることが何か起これば…いや、起こらない方が無難ではある。

ブログタイトルどうしようかなぁ。

骨髄移植 血球回復待ち編 とかか…? 造血幹細胞生着までの道のりとか?これだと無駄に壮大な気がする。

何はともあれ第一段階クリアだ。後は生着してくれることを祈って、第二段階。

GVHDに対処して、第三段階ですべての工程が終わる。

明日からも頑張るぞ!