GVHD(移植片対主病)
同種造血幹細胞移植を行った際、ドナーのリンパ球が患者の正常臓器を攻撃することによっておこる合併症。
GVHDは大きく分けて二つ
がある。
急性GVHDは皮膚、消化管、肝臓の3つの臓器に症状が出やすく、特に皮膚が初期症状としてでやすいみたい。時点で下痢。
急性のGVHDのには度合いがあるらしく、
- 全く無症状のものを0度
- 軽い皮疹だけのものを1度
- 皮疹に加えて軽い下痢や黄疸があるものを2度
- 下痢と黄疸が重症化すると3度、4度
2度以上を重症GVHDといい治療が必要となり、3~4度の最重症GVHDは治療が困難で、 GVHDが致命的になったり、感染症を合併したりして致命的な結果となることが多いそう。
慢性GVHDは皮膚、肝臓、唾液腺・涙腺などの外分泌腺、肺、筋肉、関節、等々のすべての臓器に起こる可能性がある。
一般的に調べて出てくるのはこれくらいか。
GVHDはほんと人それぞれで、出ない人もいれば一生の付き合いになるものもあるらしく、免疫抑制剤を飲み続けるしか予防策がないというのもなんとも。
ここでもステロイドが出てくるってことは凄いやつなんだなステロイドって、好きじゃないけど。